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保全点検業務について

日常点検

点検作業

主に車上目視、車上感覚により本線内から視認または体感できる範囲内の点検を行うが、異常等を確認した場合は必要に応じて降車し、変状等の状況の確認を行っています。
また、標識、伸縮装置、跨道橋、IC 橋、ランプ橋の本線交差箇所については、降車して遠望目視による点検を実施し、異常等が確認された場合は近接目視を行っています。

点検対象
伸縮装置:ジョイント毎に降車し、路肩から目視により点検を行います。特に鋼製フィンガージョイントはフェースプレートに触れ、振動・音を確認しています。

OV・IC橋:橋梁毎に降車し、遠望目視を行い、特にコンクリートの浮き・剥離等は注意して確認を行っています。

標識:第三者等影響範囲の標識毎に降車し、近接目視あるいは遠望目視を行っています。
 

詳細点検

点検作業
構造物の健全性の把握及び安全な道路交通の確保や第三者等に対する被害を未然に防止し、構造物個々の状況を細部にわたり定期的に把握するために行うもので、構造物の健全性と安全な道路交通の確保や第三者に対する被害の防止の双方の観点から変状の発生や進行状況を把握することを目的としています。

点検は、その目的や対象とする構造物に応じて適切かつ効率的な方法を選定し、近接目視又は打音を実施することを標準としています。

点検を実施する構造物は土木構造物、橋梁、トンネル、カルバート、交通安全施設、交通管理施設等があります。